職住近接のメリットとデメリット 理想の通勤時間は何分くらい???

職住近接のメリットとデメリット 社会人大学院体験記
著者紹介:Nekoace(猫壱), PhD, MoT
電機→素材と転職をまたいで一貫して新規事業畑。 モットーは「組織で唯一無二のポジションを取り続ける」&「社内政治を科学する」。 社会人博士で培った専門性を使った技術コンサルと、新規事業プロマネが得意。学位取得をきっかけにSNSでの情報発信を開始。
【経歴】 修士(理学) ⇒ 電機メーカーにて研究職10年(在籍中に工学博士と技術経営修士をダブルスクールし取得) ⇒ 素材メーカーにて開発職(Now!!) X

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なんでこんなに時間が無いの!?あれもこれもしたいのに。。。」

「あの人は自分より忙しいはずなので色んな活動で来てて凄い!どうやって時間を作っているんだろう。。。

社会人ならそんな疑問を持ったこと、一度や二度ではないはずですよね。

 

私もしがない会社員ではありますが、就業後の時間を使って社会人博士課程とビジネススクール同時に通い、日曜の少ない時間を使って当時幼かった娘の世話に時間を使うという生活を二年続けた経験があります。

私は30分以内ならば
そんな私が職住近接の素晴らしさについて解説します。

ちなみに、私が実践していた、会社から通勤30秒の場所に住んで職住近接した話は濃すぎるので別の記事にまとめました。合わせてご覧ください!

準備中です!

 

ということで、今回の記事のポイントはこちら 。

  • 通勤時間が長すぎて困っている社会人
  • 引っ越し検討中の社会人
  • 就職を控えた学生さん
の方々に職住近接の特徴と実例を共有し、満足度高い会社員生活を実現してもらうこと!

 

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職住近接のメリットとデメリット 「住居」について考えることは「人生」について考えるということ

職住近接。言葉は良く聞くけれど、実践している人は意外と少ないのではないでしょうか?

都心部であれば通勤片道2時間などもざらである中、会社の近く、例えば通勤15分以内であれば職住近接と言っていいでしょう。

私自身も、通勤1時間半から会社の目の前に引っ越して、職住近接を実践しました。当然良いところ悪いところがありましたが、総じてメリットが大きいと思うので是非是非おススメしています。

そんな職住近接のメリットとデメリットを解説していきましょう。あなたにとって最高の通勤時間を考える助けになれば。

 

なぜ職住近接が必要か?あなたが実現したいことは?

ワークアズライフという言葉があります。

かの有名な落合陽一先生で一躍話題となりましたが、

余暇のようにストレスレスな環境で働けるように環境を整えていくこと

をなぞらえて、ワークアズライフ(人生としての労働)。

多くの方は、この中に自然に職住近接が含まれるはず。

 

なぜなら、職住近接と言っても、人によって望む理由は様々。

満員電車が憂鬱すぎる

家族との時間を増やしたい

自分の時間を増やしてしたいことがある(副業、勉強、趣味)

 

後は知り合いに、飲み会で終電を気にしたくないから会社の近くに住みたい!という方もいました。本当に人それぞれです。

私が職住近接した動機は、家族の時間と勉強の時間を仕事しながら確保したかったためですが、実践してみて生活は全く変わりました。

最近は理解ある会社も増えているので諦めずに検討してみてほしいです。

そんな職住近接のメリットとデメリットについて以下まとめていきます。

 

(落合先生の近著を貼っておきます。もはや、この方の本はテクノロジーにおける未来予測の一般教養と言っても良いでしょう。ご興味ある著書を1冊でも読んでおいてほしいです。)

 

 

 

職住近接のメリットとデメリット

職住近接のメリット①:満員電車からの解放

何といっても通勤のストレスから解放されることでしょう!

都内勤務なら満員電車に2時間揺られるなど良くある話。ぎゅうぎゅう詰めになりながらなんとかイヤホンに集中して毎日朝番やり過ごす。そんな生活から解放されるのだからその幸福度足るや筆舌に尽くしがたいものがあります・・・!

通勤で浮いた時間他の好きなことに当てることも出来ますし、多忙な社会人の皆様にとっては人間らしい生活を送る強力な味方となるはずです。

 

職住近接のメリット②:家族の時間を増やせる

子供が起きる前に家を出て眠った後に帰宅する。気づいたら家族と顔を合わせていない・・・

そんな前時代的な生活からも解放されるかもしれません。朝と夜に家族全員で食事をとる、そんな生活が確約されたなら大層嬉しい事でしょう。

また、もしも会社のすぐ近くに住んだなら、日中休み時間に帰宅し家族と食事をとる、なんてことも可能です。自宅で自炊すれば食費の節約にもなりますし、家族がいる方なら大事な団らんの時間となるかもしれません。

ただ、くれぐれも頑張り過ぎて逆に疲労する、なんてことが無いように。

 

職住近接のメリット③:好きな時間を確保する

昨今の副業ブームの流れに乗り、時間があれば始めてみたいこと、ありませんか?

私は前職の時、勉強する時間を確保するために職住近接に踏み切りましたが、通勤1時間半の生活を続けていては実現できなかったと思います。

そのおかげで資格も取れて、今の生活がある、と思うと、あの時の決断をした自分をほめてあげたくなります。

 

職住近接のデメリット①:On/Offの切り替えが出来なくなる

デメリットも幾つか挙げておきましょう。

これ意外とよく聞く話です。

職住近接を実現すると、もしかしたら家を出たら会社が見えるかもしれません。そこまでいかずともふとした買い物で会社の前を通るということもありますね。

無いことを祈りますが、職場の同僚があなたが近くに住んでいることを知っていたら会社帰りや休日にも会社から連絡が入るかもしれません。

家にいても、会社が近いと休まらない。

そんな声を聴くのも事実です。

 

ただ、最近は働き方についても理解が進んでいるので、こういうことは減っていくとは思いますが、会社や部署によるのも間違いないので試すときにはご注意を。

 

職住近接のデメリット②:生活範囲が会社に近い

On/Off切り替えにも繋がりますが、生活圏と会社が近いということは近場に買い物行くにせよ、職場の同僚と出会う可能性があります。

また有給休暇取得したにしても、通勤時間は避けて移動しなければなりません。

私は職場が田舎でしたので、車移動が基本でしたからこうしたトラブルはありませんでしたが、該当する方は注意してください。

 

職住近接のデメリット③:都心勤務だと家賃が高い

都心勤務で職住近接と言うと確かに難しいかもしれません。
私のようなメーカー勤務者でも、工場は地方にあれど本社は都心部にあるケースが多いです。とすると特に家族持ちで会社の近くに住むというのは大分難しい・・・

ですが、
都心であるからこそ、自転車通勤できるところに住んだらどうですか?
都心であるからこそ、満員電車から解放されるメリットがより強く感じられませんか?

もし、金銭的に可能なら真剣に検討する価値はあると思います。

 

職住近接を実現するには

職住近接のメリットとデメリットについて解説して来ましたが、実現するとなるとまたハードルがあることも事実です。
引っ越しですから、家族と相談しなければいけないし、会社の同僚に知られたくないという方もいるでしょう。

私の場合も、職住近接を実現する前にはいくつかの段階がありました。
まずはリモートワークの本格導入です。QOLを出来るだけ高めるために、無駄な時間を出来るだけそぎ落とす。移動時間や出張の合間でWifiで会社に繋いで少しでも仕事をこなすこと(とそんな姿を周囲に見せること)から始めます。外出先から定例ミーティングに参加し続けていると周囲からの見目が変わってきます。

 

そして、その先にあるのが、職住近接を実現するために家族や会社に掛け合うことです。場合によってはネガティブな反応もあるかもしれませんが、そこは自分の幸せのため。粘り強く交渉しましょう。

 

会社に対して、なかなか実現が難しいのなら転職という道もあり得ます。
私も最後は転職して望みの環境を手に入れました。

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あなたにとって理想の通勤時間は?通勤方法は?

ここまでメリットとデメリットを挙げてきましたが、結局重要なのは、あなたにとって本当に望ましい通勤時間はどれくらいなのか。

そして時間以外に感じるメリットがあるのかどうか、に尽きてきます。

 

私の場合は通勤時間30秒にするという極端な事例を実践しましたが、転職した今の職場でも比較的会社の近くで自転車通勤しています。

元々、人混みが好きな方でなく満員電車が嫌で仕方なかったからなのですが、結構時間はかかるので恐る恐る始めました。

それでも、結局今に至るまで1年以上自転車通勤を続けていて、大変満足感が高いです。

 

この記事を読んでいる方も、通勤時間に重きを置くのか、どんなスタイルが理想なのか、考えて実践してほしいです。

 

まとめ

さて、職住近接のメリットとデメリットについて。またその実現方法についてまとめました。普段から働き方については、結構多くの方と話してきているのですが、こういった交渉事はする人としない人が別れる印象です。

が、実際に職住近接して後悔している人は一人もいません。やはり、踏み出すハードルはあれ、実行してしまえばQOL向上間違いなし。この記事を読んだ皆様は是非、良く考えて自分の望みの働き方を実現してほしいです。

このブログでは、社会人や大学院生のキャリアについて記事を書いていますので気になったら他の記事も見てみてください。

 

私が職住近接してまで実現したかったのは社会人ダブルスクール(社会人やりながら博士とMOTの同時修了)ですが、大学名はコチラで公開しています。よろしければどうぞ。

 
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<この記事で紹介している本>

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