電機→素材と転職をまたいで一貫して新規事業畑。
モットーは「組織で唯一無二のポジションを取り続ける」&「社内政治を科学する」。
社会人博士で培った専門性を使った技術コンサルと、新規事業プロマネが得意。学位取得をきっかけにSNSでの情報発信を開始。
【経歴】 修士(理学) ⇒ 電機メーカーにて研究職10年(在籍中に工学博士と技術経営修士をダブルスクールし取得) ⇒ 素材メーカーにて開発職(Now!!)
*この記事はプロモーション広告を含む場合があります
こんにちは、Nekoaceです。
これまで何度かMOTの生活について紹介してきましたが、今回はMOTで感じたことについて。いつもとは少し違うテイストですがどうぞ。
今回の記事のポイントはこちら
- ビジネススクールに入って良かったこと/悪かったこと
- 入学前後で変わった事
ビジネススクールは職種のるつぼか
坩堝(るつぼ)という言葉を初めて聞いたのは「ニューヨークは人種の坩堝」という言葉ででしょうか。ビジネススクールに入学して初めての授業で学生の自己紹介をずらっと聞いているときの感想がこれです。
「ここは職種のるつぼだ」
ビジネススクール入学前、Nekoaceは大手メーカーで研究開発の職に携わりながら社会人博士に通う社会人学生でした。
メーカーの中では基本的に普段関わる方は理系研究職が多く、ごくたまに企画部門や知財部門の方々と仕事の絡みで関わるくらい。
博士も基本的には指導教員と学生くらいで、自分の身の回りには理系の人間ばかりという状況でした。
これがビジネススクールに入るとガラッと印象が変わって、いろんな会社のいろんな部門の方と知り合いになる機会ができたのです。
ビジネススクールの同僚はこんな人
ビジネススクールでは、グループワークの機会が頻繁にあります。
そこで、そのグループの人の人となりを知るのですが、職種に関しては多種多様。研究、企画、経営者、コンサル、変わり種では区議会議員さんとかいらっしゃいました。
段々と同期のほかに先輩方などにも知り合いが増えていくと多様な職種と言っても傾向は見えてきます。
実は、、やっぱり企画が多いです。
例えば、経営企画(全社向けの企画担当、M&Aとか全社施策の立案とかがここ)、事業企画(事業部の企画担当、事業部の方向性を決める。)、生産企画(生産計画とか)、あと研究企画(研究所の企画担当、先々のトレンドを読んで仕込み研究したり)。企画と言っても細かく見ると色々あります。
あとはプロジェクトリーダークラスの人。
数人レベルのプロジェクト回す人とか(Nekoaceはここでした)、もっと数十人レベルの組織持ってるマネージャーさんとか。
あとは起業家含む士業でしょうか。
こうしてみると、「ビジネススクールは職種のるつぼ」と最初思っていたのですが、 正確には 「ビジネススクールは業種のるつぼ」
かもしれないですね。
職種だと企画屋さんとかなんかしらのマネージャーに集約されるわけですが、業種で見ると本当にメーカー/商社/コンサルetc…で千差万別です。
ビジネススクールで学んだ最たるものは
さて、そんな形で普通に企業に勤めていると知り合わないような方々とグループワークをして、ディスカッションをします。
そしてそこに指導教員が専門的な知見を注入してくれる。この環境で刺激を受けないわけがないのですが、研究の話はほかに譲るとして。
ここからは多様な同僚の方々から受ける学びについてです。
nekoは30代前半でビジネススクール進学しましたが年齢としては若干若めでした。
同期見ると20代の方が数人で、30台が10人くらい、40台が15人くらいとかそんな感じです。 自分より若い方や同年代の方から何を学んだかというと私の場合は圧倒的に熱量でした。
それぞれの方がそれぞれの業界で頑張ってる話を聞くわけです。そして今抱えてる悩みなんかも聞くわけですが、それが自分の境遇と一致したりするわけです(大企業の辛さは意外と共感されやすい)。すると自分が感じている苦しみが自社だけじゃないんだと実感できて視座が上がるとか、そんな感じ。
あと年上の方、すごい方本当にいっぱいいるんですけども、すっごくためになったのがプレゼンスキルです!
いまさら何をというかもですが、本当にコンサルでバリバリ長年やられてる方はプレゼン資料の一文字目から最後の文字までめちゃくちゃ参考になる!
これをリアルタイムで見れるだけでも学び凄いと思います。
ビジネススクールで出来た楽しみは
ビジネススクール卒業した今思うんですが、
同期の今を知るのが本当に面白くなりました。
ビジネススクールってどうしても土日を潰さざるを得ないのですが、プライベートでそこまでやる方はビジネススクール卒業してからも土日に働くんです。
かといってサラリーマンの方は働けませんので、副業始めたり起業しちゃったりブログ書いたり(Nekoaceもココね)していて、それを眺めてるのがすっごく面白い。
こんなに密度の濃いメンバーがそろってるところは少なくとも大企業じゃ絶対ありませんから。
この中から将来すっごく偉くなる人が出てくるのかもなあと思っています。 僕もがんばろ。
社会人学生の方とか(じゃなくてもいいけど)なにか聞きたいこととかあったら聞いてくださいできる範囲で答えますので。
では、今日はこの辺で。
それではまた。
おまけ:本稿で書けなかった大学名と使った制度を以下有料記事内で解説しています。ご興味ある方はあわせてどうぞ。
コメント