意外と知らない?社会人大学院(MOT/PhD)のZoom事情

社会人大学院体験記
著者紹介:Nekoace(猫壱), PhD, MoT 電機→素材と転職をまたいで一貫して新規事業畑。
モットーは「組織で唯一無二のポジションを取り続ける」&「社内政治を科学する」。
社会人博士で培った専門性を使った技術コンサルと、新規事業プロマネが得意。学位取得をきっかけにSNSでの情報発信を開始。
【経歴】 修士(理学) ⇒ 電機メーカーにて研究職10年(在籍中に工学博士と技術経営修士をダブルスクールし取得) ⇒ 素材メーカーにて開発職(Now!!)

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  • 社会人大学院(MOT/PhD)でZoomなどリモート活用はどの程度進んでいるのか
  • 極論、在宅で単位取得できるのか???卒業できるのか???
についての事例を紹介すること!
 

MOT/PhDでのZoom活用は進んでいるのか?

社会人大学院に進学中もしくは進学希望の皆様こんにちは。Nekoaceです。

社会人大学院(ここではMBA/MOT/PhDを指します。文理限らず)、手を出してみたいけどなかなか…という声を良く聞きます。

その気持ち、多分進学した方誰しもが抱く悩みです。

だって、社会人って忙しいので、キャンパスまで行く時間とれないじゃないですか!

当然ですよ、だって、忙しいお仕事の合間を縫っての進学検討してるくらいですから、会社でもしっかり成果出されているはず。

それに、家庭がある方は家事/育児/家族サービスが鉛の重しのようにのしかかってきますからね…

Nekoaceもそうでした。本業、大学院、家庭の両立。地獄のような日々でした。

Nekoaceの場合は、MOT/PhD(工学)ともに、コロナ渦直前に大学進学して、卒業したのはパンデミック真っ只中。

この異常事態、当然大変な日々でしたが、意外と助かった部分も。そうですね、Zoom活用が一気に進んだことです。

私の場合は、単位取得やゼミなど結構リモートさせて頂いたので、この辺り書いていきますね。    

社会人はなぜZoom活用したいのか?

社会人って本当に時間無いじゃないですか…

仕事の繁忙期はどうにも首が回らない…という話は良く聞きますし、定時帰りが出来ていてもプライベートで色々予定が入ります。

それでも、キャリアアップや業務への活用を目指して勉強したい気持ちも分かります。

ところが、たまたま都心勤務ならいいですが、関東内でもはずれの方に行くと通える圏内に大学なんて無かったりしますし、

いざ遠くまで通おうとしても、大学院に行きたいから有給取りたいなんてなかなか言えません…

それでもそれでも、、、Nekoaceの少ない経験上、始めたら意外と何とかなるもんなんですよ!    

社会人大学院のZoom活用事例:MBA/MOT編

Nekoaceが大学院、MOTに進んでいた時、最初の一年は対面授業主体でしたが、二年目はZoomが多かったです。

MOTの授業って実験等少ないので、リモートで完結できるとき結構あります。

例えば座学なんかはZoomで十分でしたし、グループワークだってグループ分けして十分ディスカッション出来ます。

パンデミック空けた今もリモート結構残っていると聞いてます(楽ですもんね)。もし希望される方いたら大学院在学中の方見つけて聞いてみたらいいと思います。

もう一つ、ゼミなんですが、ちょっと特殊事情ですが、ほぼリモートでした。

実は指導教員が一年間ヨーロッパに出張になってしまって、MOTだと一研究室一教員の場合が多いので、リモートでゼミ実施せざるを得ないんですね。

Nekoaceがいたところは毎週土曜夜にゼミやってましたが、毎週Zoom繋いでやってました。

ということがあったので、ゼミだけでなく修士論文の審査もZoom実施しましたからね。全然できます。

 

いまの所、リモートでどれだけ単位取れるかは、大学次第な面がありますが、教員側もリモートにしたいはずです。結構な割合、Zoomで完結できるのではと思います。希望の大学説明会で聞いてみるとよろしいです。

社会人大学院のZoom活用事例:PhD編

PhDの方はどうかというと、これも事情が近くて、指導教員がサバティカル(研究留学です)で海外に長期滞在する時期が長くてですね。これもやはりZoom主体でした。

PhDの場合は、社会人が多いMOTと違ってフルタイムの学生さんが多かったので日々の実験進捗とかは日本にいる博士学生さんが担っているケースが多かったです。

Nekoaceも一応学生さんとやってたので一緒に実験してました。

当然ながら、実験とかフィジカルに行かなきゃいけない時は出向きますが、博士って結構家で出来る仕事も多いです。文献調査とか論文書きとか。そういうのは家でやる方がはかどったりします。

他にも、これ大変な事態なんですが、中国から社会人博士の受け入れしてるラボだったんですけれど、日本に来る直前にパンデミックになって、D1の間ずっと国から出れない!みたいな事例もあったみたいです。

それでもシミュレーション中心に仕事進めてなんとか国際学会発表されてたのでやはり、博士の仕事は結構在宅でもなんとかなるなと思っています。

まとめに代えて

社会人大学院のZoom活用、結構進んでるなという印象持ってもらえると嬉しいです。

場所の問題は勿論大変なんですが、知り合いの中には月一出張で博士とった方もいますし、遠方から土曜だけ東京に出てきて単位取り切った方もいます。

リモートも上手く使えば時間の無い社会人でもなんとか両立できる環境が揃ってきているのでないかと思います。

ぜひぜひ距離に負けずに検討してみてください。

成せば成ります何事も!

 

Nekoaceは社内起業が専門ですが、そのために必要な社内政治と合わせてノウハウを詰め込んだnoteを書いています。ご興味ある方は無料部分だけでもどうぞ。

Nekoaceが社会人やりながら博士(工学)、専門職(技術経営、MOT)卒業した大学も有料で公開しています。ご興味ある方はあわせてどうぞ。

 
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