博士の転職体験記④ ~面談 w/大手メーカー編~

転職とお金
著者紹介:Nekoace(猫壱), PhD, MoT
電機→素材と転職をまたいで一貫して新規事業畑。 モットーは「組織で唯一無二のポジションを取り続ける」&「社内政治を科学する」。 社会人博士で培った専門性を使った技術コンサルと、新規事業プロマネが得意。学位取得をきっかけにSNSでの情報発信を開始。
【経歴】 修士(理学) ⇒ 電機メーカーにて研究職10年(在籍中に工学博士と技術経営修士をダブルスクールし取得) ⇒ 素材メーカーにて開発職(Now!!)

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今回の記事のポイントはこちら

  • 博士の方、博士になりたい方
  • キャリアに悩んでいる技術者の方
  • 転職活動をしたいけれど何から始めたらよいか分からない方
について、博士持ち技術者が転職するまでの事例を紹介すること!

博士の転職体験記:大手メーカーとの面談結果

こんにちは、nekoaceです。 今回は博士の転職シリーズ第4段、面談 with 大企業編です。

前回、ヘッドハンターと面談したところまで書きました。

その中で実際に面接した企業の中で大企業は二社。いずれも日系の大手素材メーカーでした。

そもそも、「これまで大企業でまた大企業かよ」という突っ込みもあるかと思います。

事業化経験したい人はベンチャーのがいいんじゃないのかというロジック。

私みたいに、ディープテックで博士まで取っちゃうとたとえMOTも取ってるとはいえ技術分野にこだわりたくなるのです。

ところがディープテックだと、日本の現状としてまだまだスタートアップは弱いので、事業化するには大企業が多分一番現実的

ただ、前職で感じたことですが、電機メーカーだと、結構大きな売り上げ求められてしまって成功確率が低いので、

1つのビジネス規模が小さい部品とか素材の会社であれば大企業でもいいかなあ、

と思っていました。 

事業化するには、一つ大きな要素として社内政治の観点もあるのですが、1つの製品規模が大きいと政治凄いイメージです。たくさんの人が関わるので。その点部品とか素材みたいな規模感小さい業種だと政治も比較的弱くて事業化しやすいイメージです。

その辺は別で書いたnoteに詳しく書いてますね。こんな感じ↓。有料記事ですが無料部分に書いてます。

ここからは具体的な面談の結果です。

非鉄金属メーカー

ヘッドハンターに紹介されて、実際に内定もらうまでいった会社の1つがここでした。

グローバルシェアトップ級の非鉄金属メーカーです。

この会社、私が希望している領域の金属材料を実際に販売してまして、全社の注力領域に挙げられていて以前から目を付けていました。

Nekoaceが希望職種の1つに挙げていた金属加工分野の求人ということでエージェントからおすすめされて検討始めました。

求人の内容は新規事業系の経営企画部門

こういう会社って、得てして技術系だと地方の工場勤務とかになりがちですが、経営企画なので都心勤務でした。

かつ半分以上リモート可でした。

これまで企画部門での経験はなかったのですが、プロジェクトリーダーとして技術企画に近い仕事をしていたのと、MBAホルダー(MOTだけど)であることでかなりポジティブに評価いただいたようでした。

採用フローとして、まずはエージェントのいう通りに職務経歴書用意して提出して、いざ面談。

時節柄、面談は3回いずれもリモートでした。

1次面接は企画部門の方2名と。自己紹介から会社説明、それと質疑応答して解散です。

2回目が最終面接のはずだったのですが、ここで1.5次面接が急遽入りました。どうやら私のキャリア的に技術寄り企画寄りかよくわからないとのことで確認として工場長との面談が入りました。(技術/企画どっちなの問題はすべての会社から聞かれました。これも個性か。)

1.5次面談も無事にこなしてついに最終面接。本部長級の方が来ました。他のところもですが、最終面接に至るころには、会社に関する知識も結構たまってきてて大体何でもすらすら答えられるようになってます。面接終了時点で手ごたえ感じて多分受かるな、という感じでした

結果は手ごたえ通りの合格。 内定出るとオファーレターというのをもらいます。

「あなたのお給金これくらいで福利厚生こんなんですよ」と書いてある大事な書類です。そこで初めて知る事実が書いてありました。

「ヨーロッパ勤務を前提として入社して頂きたい」

ファッ( ゚Д゚)!?

これはびっくりしました。面接の中で、ヨーロッパで最近買収した会社にも関わってもらえる?(要するに英語大丈夫?ってこと)とは聞かれていたので出張くらいはあるかなーと思っていましたがこう来るとは・・・

心が揺らぎました。

いやー、やられましたね。 結局この大変魅力的なオファーを断るわけですが、その辺は次々回あたりに書きます。

最後にですがお給金は100万円アップ+住宅補助でした。

この点はまずまず満足。

大手素材メーカー

最終的にここに決めました。

大手素材メーカーです。 この会社はお給金ベースだと恵まれているので有名なところでした。

で、私が博士とった材料加工分野とぴったりの求人がありました(というか博士でこの会社から材料買ってたし)。

で、研究室からも行ってる友人居たので話聞いたりしていて、要するに本命の一社でした。

ここも、もとはエージェントからおすすめされて職務経歴書送りました。

選考過程は上の非鉄金属メーカーと同時期に応募して内定もらえるまでほぼ同時。大企業同士採用フローもほぼ同じでした。

求人内容は事業部の開発職

隣で量産しているようなところで、うまく開発成功すれば1年で製造ライン作るところまで行く様子で、求めていた職種に近くてGoodでした。

技術分野は博士の仕事とドンピシャ。

この分野の博士は日本に50人くらいしかいない(同期卒業の博士で僕のほかに多分1人しかいない)ので、すごくマッチしてるなあとは思ってました。

書類選考は無事通過して、

1次面接は現場のマネージャと面接。あんまり圧迫ぽいのもなく無難に終了です。

2次面接がちょっと厳しいことも言われました(たぶん、腰掛けですぐ辞めるんじゃないかということを心配されていたような気がする)が無事通過。

最終面接はやはり事業部長クラスと面談。やはりここが一番和やかでしたが、やっぱり聞かれたのは技術でキャリア積みたいのか、企画にチャレンジしたいのか。そこはまあ本心で技術者として事業化してからマネージャーになる、みたいなこと言って無事通過、内定です。

さてオファーレターです。

面接の翌日です、エージェントから突然電話が来ました。

何かと思って出るとなんと「管理職で採用です」とのこと。 これまたびっくりしました。

もともとの求人に管理職採用の文言はありませんし、提示された年収も求人票の上限を超えていました。

エージェントいわく、「Nekoaceさん、これ本気で取りに来てますよ」、と。 人に評価されるってのは嬉しいもんですね。面接で話してる感じもすごく印象が良くて、量産に近い部門での仕事というのが特によかった。

年収どれだけ変わるかというと、お給金は200万円アップ+住宅補助でした。

ということで非常にポジティブな印象を持って次回に続きます^^。

ちなみに評価されたからと言って即OKはしません。

ネタバレですが、スタートアップも受けてましたし、某国立研究所からもオファー頂いてまして、最後の最後まで悩みました。その辺も一つずつ書いていければと思います。

 

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以下テンプレですが、今回使った転職サイトのリンク貼っときます。

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ビズリーチ:一つだけ始めるならやっぱりこれでいいと思います。使いやすいUIと圧倒的認知力。登録したとたんにアルゴリズム的にすごい数の求人が来ますので。スルーするもよし、試しで話してみるもよし。大体の相場観知るならやはりこれ。リクルートエージェントなりJACリクルートメントなりにここ派生でつながることも多いはず。プラットフォーマーとはこういうことか、と唸ることしきりです。

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それでは今日はこの辺で。

Nekoace

 

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